制作会社へ相談する時点で、ホームページの仕様をすべて決めておく必要はありません。ただし、目的や担当が曖昧なままでは、提案や見積の違いを判断しにくくなります。
先に整理しておきたいのは7項目です。江戸川区の中小企業・店舗を想定し、相談前に決めることと、未定のまま相談してよいことをまとめました。
3分で分かる結論|目的・範囲・権限・改善を先にそろえる
相談前のメモに、次の7項目を書き出します。
- ホームページの目的と成果地点
- 届けたい相手、商圏、自社の強み
- 必要なページと原稿・写真の担当
- 見積範囲、追加費用、公開予定日
- 契約名義と管理権限
- スマホ対応・個人情報・セキュリティ
- 公開後の計測、更新、改善方法

7項目を一枚にまとめておけば、制作会社ごとに提案や見積の条件が違っても、同じ基準で比べられます。専門用語は不要です。分からない項目は「未定」とし、相談の中で決める順番を確認します。
1. ホームページの目的と成果地点を決める
最初に決めたいのは、ページ数や色ではなく、ホームページに何を任せるかです。
問い合わせ、来店予約、電話、採用応募、資料請求、サービス内容の理解など、目的は事業によって変わります。候補が複数ある場合も、最優先の行動を一つ決めておくと、トップページの情報順やボタンの位置を考えやすくなります。
依頼前に伝えること
- 今いちばん増やしたい相談や注文
- 相談してほしい相手
- ホームページを見た後に取ってほしい行動
- 公開後に確認する数字
「売上を増やしたい」だけでは、何を優先して設計するか決まりません。「法人から月に何件の見積相談を受けたい」「採用応募前の不安を減らしたい」のように、ホームページを見た人に取ってほしい行動まで言葉にします。数値目標がない段階なら、増やしたい問い合わせの種類だけでも決めておきます。
2. 届けたい相手、商圏、自社の強みを整理する
江戸川区内で来店・訪問対応を行う事業なら、対象エリアを「江戸川区」だけで終わらせず、実際に対応できる地域、最寄り駅、出張条件まで整理します。オンラインで全国対応している場合は、地域性を無理に加える必要はありません。
次に、比較するときの判断材料を用意します。
- 対応できる相談と対応できない相談
- 料金の考え方や最低価格の有無
- 納期の目安と依頼の流れ
- 選ばれている理由を説明できる実績や制作事例
- 担当者の資格、経験、方針
「高品質」「丁寧」だけでは、他社との違いが伝わりません。対象者、対応範囲、仕事の進め方まで言葉にします。公開許諾のある事例は、完成物に加えて、依頼前の課題と対応内容まで掲載すると判断材料になります。Webサイト制作サービスとCase Studiesのように、サービス説明から実例へ移動できる導線も確認します。
3. 必要なページと原稿・写真の担当を決める
ページ数を決める前に、利用者が相談や購入を判断するために必要な情報を洗い出します。中小企業・店舗では、次のように整理できます。